ゴドーさんち

今日も依頼の無い成歩堂は家でだらだらと過ごしていました。 そんな中、お茶でも飲もうかとポットに触った途端・・・ ボンッ(爆発音) ポット故障。 開きっぱなしになったフタが痛ましい…。 成歩堂「あーもう!折角一休みしようと思ってたのに、     何でこーなるんだよっ!」 よっぽどお茶が飲みたかったんでしょうか。頭を抱えて悔しがってます。 成歩堂「とりあえず…ポットは潰れちまったし、(御剣と見る為の)映画のことも調べなきゃいけないし    街にでも出かけようかな。確かデパートにカフェがあったハズだからソコで何か飲むか…」 と、いうわけで以前、御剣を誘った街へ出発です。 「うーん、この雑誌でいいかな…」 早速コンビニへ行き、雑誌コーナーをチェック。 それらしき雑誌を手に取り、レジへ向かいます。     成歩堂「これ下さい」 店員「はいよ、毎度ありー」 映画関係の雑誌を購入。 ちゃんとお金払ってるとこが細かくてイイですね。 その後、家で出来なかった一休みをするためにカフェに行ってみました。 成歩堂「(コーヒーのいい匂いがする…)     すいません、コーヒー1つ下さい」 コーヒーを注文していたところにゴドー出現。 シム世界で初めて会った時と同じで、相変わらず神出鬼没です。 成歩堂「ゴ、ゴドー検事!いつの間に…(さっきの匂いは彼だったのか…?)」 ゴドー「クッ…アンタがこういう場所に来るなんざ      明日はコーヒーの雨でも降るかもしれねぇな」 成歩堂「どうせ、ぼくにオシャレなカフェは似合いませんよ…」 ゴドー「そうイジケてると折角のコーヒーも不味くなるぜ。      今日は俺のお勧めを奢ってやるから機嫌、直すんだな」 成歩堂「奢るのはイイですけど、コーヒーぶっかけないで下さいよ…。    (ていうかイジケさせるような事を言わないでくれ…)」 ゴドー「親父、いつもの2つ頼むぜ」 成歩堂(へぇ〜、ゴドー検事ってここの常連なんだな…) コーヒーを注文するのも様になってるゴドーを見て ちょっと感心する成歩堂。 その後、折角なので2人で一息入れることにしました。 成歩堂「こ、これは……美味しいですね」 ゴドー「…クッ、俺が不味いコーヒーを奢ると思うかい?」 美味しいコーヒーに成歩堂も感激。 成歩堂「実は今日、家に唯一あったポットが壊れちゃったんですよね。     買い直すと高いから、買い物ついでにここに来たんですよ」 話が弾んできたので、何気なく今日あったことを話してみたら・・・ (ていうかゴドーの飲み方がお上品・・・) ゴドー「…アンタ、想像以上に金がねぇんだな」 ちょっぴり同情された気がします。 まぁゴドーは金持ちなので、成歩堂の貧乏暮らしを見たら コーヒーを噴出すかもしれません。 弁護士なのにアソコまで貧乏は中々居ないよなぁ…。 どうせぼくなんて…と、またイジケ出す成歩堂をよそに、 コーヒーを飲み終わったゴドーが席を立ちました。 ゴドー「・・・なぁ、まるほどう。      アンタ、俺の家へ来ねぇか?飛び切りホットなコーヒー、淹れ直してやるぜ?」 成歩堂「えっ?!」 貧乏弁護士が可哀相になったのか、それとも単なる気まぐれかは 分かりませんが、ゴドーに誘われて成歩堂も驚きの余り席を立ちます。 成歩堂「ぼくがお邪魔してもいいんですか?」 ゴドー「自分に出来ねぇ事は口にしない、ソイツが俺のルールだ」 成歩堂「うーん、それじゃあお言葉に甘えてお邪魔しようかな…。           (…ゴドー検事の家も見てみたいしな)」 もう夜も遅くなってきたので、今からタクシーを呼んでゴドーの家に 2人で行く事になりました。ちなみにゴドーは写ってないけど下の方にいます(笑) どんな家なのか期待を胸に、ゴドーさんちへGO! sim top   NEXT