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突然ですが･･･以前のデータが消えてしまったため
新しい寮に引っ越すことになりました。 




成歩堂「ここが新しい寮か…」 

御剣「なかなか良いところだな」 




 

成歩堂「新しい場所って緊張するなぁ（キョロキョロ）」 

御剣「･･･少し落ち着きたまえ。君も座ったらどうだ」 




 

「うん、ゴメン。なんか遠足前日みたいな気分なんだよ」 






御剣「何だソレは。おかしなことを言うのだな」 

成歩堂「自分でもよく分かんないんだけど･･･」 




 

成歩堂「新しい寮で、皆と上手くやれるかな･･･とか」 

御剣「うム」 




 

成歩堂「前の寮の時みたいに、お前と又ああやって過ごせるのかな･･･とか」 

御剣「･････････････････････」 

成歩堂「･･･御剣？」 

御剣「･･･成歩堂、ＴＶがうるさいから消してくれ･･･ムニャムニャ」 

成歩堂「って、寝てんのかよ！僕が真面目に話してるのに･･･」 




期待と不安を胸に、新しい生活が始まります。 



引越しの手続きを済ませてから、御剣は早速勉強を開始。 

「ムム･･･ここはあの方式を当て嵌めて･･･」 





御剣「うム、解けた。やはり日頃の予習復習がモノを言うな」 


御剣「･･･ん？」 



 

御剣（あのバイト･･･どこかで見覚えが･･･！･･･まさか･･･） 




 

「あ〜〜カッタりぃなぁ。後30分もあんのかー」 

御剣（ま、間違いない･･･！アイツだ！！！） 




 

矢張「あれ！御剣じゃん！！」 

御剣「･･･うム、まさかここで出会うとは思わなかった」 

矢張「うっわ、すげぇ偶然よなぁ。あ、ちょっと待ってろ。着替えてくっから」 




 

矢張「おう、待たせたなー」 

御剣「･･･バイトはいいのか？」 

矢張「大丈夫大丈夫、上の人に話つけてきたからさ」 




 

矢張「いや〜マジでビビったわ。まさかお前がここの新入生だったとはな」 

御剣「私も君が学生としてココにいることには、あらゆる意味で驚いたが･･･
　　　バイトだけでなく学業には真面目に取り組んでいるのか？」 




 

矢張「学業？何ソレ？俺知らね」 




 

御剣「馬鹿者！！！」バシッ 

矢張「んぎゃ！！･･･冗談だってば、冗談！」 




 

矢張「そういうお前こそ、勉強ばっかやってんじゃねーだろな？」 

御剣「･･･その点に関しては問題は無い」 




 

御剣「アイツも･･･成歩堂も、ここに来ているのだ」 

矢張「ええ！アイツも来てんのかよ！こりゃスゲーなぁ」 




そして幼馴染トリオ、久しぶりの再会。

 

成歩堂「よりによってお前がいるとはね･･･」 

御剣「またここでもトラブルを引き起こしてるのではあるまいな？」 




 

矢張「んなことねーって！むしろ俺、ここじゃ皆と仲良くやってんだぜ？」 

成歩堂「･･･ま、お前は昔から人付き合いは得意だったもんな」 

御剣（･･････こういうところは羨ましいものだ･･･） 

矢張「だからお前らのことも、ちゃんと皆に紹介しといてやるよ。
　　　マサシ様と同じ寮に入れたことを感謝しとけよー！」 

成歩堂＆御剣「分かった分かった」 

矢張「何だよぅソレ！全然、気持ちが篭ってねーじゃねーかぁ！！」 

成歩堂（ちょっと心配だけど･･･こいつに任せてみようかな） 







続きます。 


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