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牙琉「すまないね、いきなり付き合わせてしまって」 オドロキ「いえ、オレなら今夜は予定も無いですし、気にしないで下さい!」 牙琉「ならいいんですけど…… ………ねぇ、オドロキくん」 オドロキ「はい、何ですか?」 牙琉「……私は、そんなに頼りない先生なのかな?」 オドロキ「そ、そんなことあるワケないじゃないですかっ!! 先生はオレにとって、世界で一番、尊敬できる人なんです!」 「本当に? なら、一体何を悩んでいるのか……話してくれるね?」 オドロキ「!!!! オ、オレ……その、悩みなんて………」 牙琉「……私が、君が何かを抱え込んでいることに、 気付かないと思っていたのかい? 話しかけても上の空だし、最近は以前に比べて食欲も落ちてる。 ……私は君の力になりたいんです。 話せることなら、話してしまいなさい。 仮に役に立てなくても、君の抱えている悩みという荷物を、 半分持ってあげることは出来ますから」 「先生…………」 (これ以上黙っていたら、先生に嫌われてしまうかもしれない。 ……それに、オレのことをこんなに心配してくれてる先生に嘘はつけない… ええい、もうこうなったら言っちまおう!!) 「オレ……先生と、あの赤い髪の依頼人の女性が…… 付き合ってるんじゃないかって思うと、気が気じゃなくて…! す、好きなんです!!!オレ!!」 (とうとう言ってしまった……!!!先生、ごめんなさい!) 牙琉「成る程……」 牙琉「君の気持ちはよく分かりました。 彼女とのことについて、君に話しておいてあげよう」 オドロキ「………………」 BACK  NEXT sims2 top