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何とか消火完了。 牙琉「ありがとうございます。これ少ないですけど…」 消防士へチップを。 どんな時でも礼儀正しい先生。 「せ、先生…あの、すみませんでした…」 「君という人は…あれほど火の扱いには気を付けろと言ったでしょう!」 「たまたま火災報知器があったから良かったものの… 何かあってからでは遅いんですよ!」 (先生がオレを心配してくれてる…!) 「はい!これからは気をつけます!!!」 爽やか過ぎる笑顔で頷くオドロキくん。 牙琉「………………」 (この子は本当に分かってるんだろうか…) オドロキ「先生?」 牙琉「あ、えぇ。分かってくれればいいんですよ。 さて…それじゃさっき君が焼いていたモノを食べましょうか。…今回の教訓としてね」 オドロキ「えええええ!そんなぁ…」 「火は消えたけど凄い煙だ…」 「これを今から食べるのか…真っ黒……」 「いただきまーす…」 パクリ 「うっ……!」 (ま、まずい…脳天を突き抜けそうなまずさだ) 牙琉「オドロキくん、それ食べたらシャワー浴びておいで。 さっきの火事のせいで焦げた臭いがしますよ」 「あ、はい!」 (あ〜、やばいなあ… もしかして先生、すっごい怒ってるんじゃないか?) 今更ながらに心配になってきたようです。 「先生に嫌われたらオレはどうしたら…! ペットショップで見た、あの二人みたいにはならないって思ってたのに」 牙琉「オドロキくーん、もうシャワー終わったかい?」 (先生が呼んでる…何だろう) 「さっきの料理では、お腹が膨れないと思ってね」 「先生…お、怒ってないんですか?」 「えぇ、勿論ですよ。反省をこれからに活かしてくれれば良いんだから、ね」 「先生ぇ…!!」 「どうだい?味の方は」 「とっても美味しいです!」 「なら良かった。お代わりは幾らでもあるから、どんどん食べなさい」 オドロキ(やっぱり先生はカッコいいなぁ…さすがオレが一番尊敬する人だ オレ、先生に一生ついていきます!!sims2 top  BACK