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翌日、ぼくは牙琉から指定された場所にやってきた。 「…………………」 「どうしました?成歩堂」 「何だよ、……このいかにもな高級レストランは」 「この店は私のお気に入りでね。 雰囲気は良いし料理は美味しいし、いいところですよ」 「悪いけど、ぼくは入れないよ。 正装じゃなきゃ入れてくれないだろ?」 「……なあに、心配することはありませんよ」 「どうせこうなると思って、ちゃんと準備してきましたから」 「……まさか…それ……」 「君が考えている通り、服だよ」 「……………………」 「折角だし、その不精ひげも剃ったらどうです?」 「いや、ここまで伸ばすのに何日も掛かったからね。 遠慮しとくよ。服だけ整えれば充分だろ?」 「……そうだな、君がそう言うなら。 では早速、服を着替えてもらいましょうか」 「トイレか……」 「ここなら着替えるのに丁度いいと思ってね」 「あぁ、そうだ。成歩堂」 「何だい?」 「ニット帽もちゃんと脱いで下さいね」 「……分かったよ」 BACK  NEXT sims2 top