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「もしもし、ぼくだ。御剣だ」 『君から電話なんて珍しいなぁ、どうしたの?』 「そ、その……も…もし良ければ、今からぼくの家に来ないか?」 『え!!行っていいの?行くよ、行く行く!』 「そ、そうか」 『御剣の家行くのって初めてだなぁ、今からすぐ行くね。それじゃ後で!』 ガチャ 怜侍少年、初めて学校のお友達を家に招待します。 「みーつるぎーー」 すぐにやって来た、そのお友達はナルホド君でした。 御剣「迷わず来れたようで安心したぞ」 成歩堂「そりゃあ御剣の家はココら辺じゃ有名だからね!」 御剣「そうだろうか?」 成歩堂「そうだよ!すっごい大きいし庭にブランコもあるし、いいなぁ」 御剣「………乗ってみるか?」 成歩堂「いいの?」 御剣「うム。乗っても減るモノではなし、気にせず乗りたまえ」 御剣「ぼくが押してやろう」 成歩堂「うわー、ありがと御剣!!」 御剣「それ!」 思いっきり押し出したブランコは、ぐんぐんスピードを上げていきます。 成歩堂「あはは!わー、これ楽しいね!!」 二人が外で遊んでいるうちに、御剣母がゴハンを作ってくれました。 目玉焼きとベーコンのようです。 成歩堂「いただきまーす」パクッ 御剣「…どうだろうか?」 成歩堂「うん、すっごく美味しいよ!」 御剣「だろう?ぼくもお母さんの作るコレは好きなんだ」 成歩堂「御剣って良いなぁ、毎日こんな美味しいモノが食べれて」 成歩堂「前にぼくの家で母さんが目玉焼き作った時は、焦がしちゃって真っ黒だったんだよね」 御剣「その真っ黒の目玉焼きはどうしたんだ?」 成歩堂「勿体ないからって、食べさせられたよ」 御剣「ム、それはその、きっと好き嫌いなく食べ物は大事にせねばならないという母上の…」 成歩堂「いやいやいや、単なる面倒臭がりなんだよ」 御剣「…君の家の話を聞いていると、賑やかで楽しそうだな」 成歩堂「そうかなぁ……あ、そうだ!」 御剣「どうした?」 成歩堂「今度は御剣がぼくの家においでよ」 御剣「いいのか?」 成歩堂「勿論!きっと母さんも喜ぶよ」 御剣「ム…なら遠慮なく行かせて貰おう」 …と、色んなことを話しながら、二人は目玉焼きを平らげていきます。 食べ終わったら、成歩堂の分もまとめて皿洗い。 怜侍少年は綺麗好きです。 BACK  NEXT sims2 top